The Long tail / Chris Anderson

The Long tail / Chris Anderson を読んで自分もブログを書きたくなった。

邦題「ロングテール」。副題を見るとマーケティングの本みたいだけど、内容は、もっと本質的な、普遍的な事柄について書かれている(「売れない商品を宝の山に変える」ってのはどうなんだろう)。で、現在はテールがどこまでもどこまでものび続ける大変革の時代。その中に、自分もいやおうもなくおかれている訳なんだけど、少しは主体的な立場におきたくなった、ということ。

とは言っても大衆文化の時代を誤解と思い入れで生きてきた、しかも選び取るのが面倒な世代なので、不足時代の発想からうまく抜け出して、1/Xの勾配のテールをきれいなシュプール描いてうまく滑り降りていけるのか、あるいは滑り落ちずにサーフしていけるか、ちょっとわからないです。

どこまでも続くロングテールのフラフタルに分け入って、おいしいスープを作りたい。

とりあえず、ヘッドの話はあんまり出てこない、はず。

ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略