The Long tail / Chris Anderson
The Long tail / Chris Anderson を読んで自分もブログを書きたくなった。
邦題「ロングテール」。副題を見るとマーケティングの本みたいだけど、内容は、もっと本質的な、普遍的な事柄について書かれている(「売れない商品を宝の山に変える」ってのはどうなんだろう)。で、現在はテールがどこまでもどこまでものび続ける大変革の時代。その中に、自分もいやおうもなくおかれている訳なんだけど、少しは主体的な立場におきたくなった、ということ。
とは言っても大衆文化の時代を誤解と思い入れで生きてきた、しかも選び取るのが面倒な世代なので、不足時代の発想からうまく抜け出して、1/Xの勾配のテールをきれいなシュプール描いてうまく滑り降りていけるのか、あるいは滑り落ちずにサーフしていけるか、ちょっとわからないです。
どこまでも続くロングテールのフラフタルに分け入って、おいしいスープを作りたい。
とりあえず、ヘッドの話はあんまり出てこない、はず。
- 作者: クリスアンダーソン,Chris Anderson,篠森ゆりこ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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