web pageをHDにため込む意味はないとはいえない かなりある

web pageをHDにため込む意味はあるのだろうか?

 

13年前、2008年秋にわたしはevernoteでwebをクリップすることを始めた

 

 

その時には、こんなことを書いている

pure-jam.hatenadiary.org

web pageをHDにため込む意味はあるのだろうか?

pageの一部分や画像や保存したいときは紙copiを、web page全体をとっておきたいときはあとで読むを使ってきた。ただし、パソコンを開いている殆どの時間オンラインなので、もう一度読みたくなったら新たに検索するから、ただ保存することにあまり意味がない。たしかにweb上の情報は移ろいやすく、一期一会かもしれない情報を手元においておきたいと思うのだけど、404not foundになることは殆どないし、第一見返す時間なんてほとんどないのだ。

 

さて13年たってみると、これははやり、気になるweb pageをローカルにため込むことには、十分な意味がある、と結論することに、皆さんも同意してもらえるのではないだろうか? もちろん、ため込む意味がある内容についてため込む必要があるということだ。

 

たとえば、「そういえば、「モーニング娘、頼むから消えて」ってあったなあ」と思いだしたとしよう。そう思うことがある人がどのくらいいるかはわからないが、そういう秋の夜が来ないとも限らない。もちろん知らない人にはなんのことかわからない文字列だが、これは、1999年に2ちゃんねるの邦楽板に上がったスレッドである。どう面白いのか、ここでは詳らかにしないが、かのテクノポップガイド、四方 宏明さんも2ちゃんねるをみるきっかけとなったと2002年にAll Aboutで書いるくらいの、名スレッド中の名スレッドなのだ

2ちゃんねるを見るきっかけは、モーニング娘、頼むから消えて(名スレッドとして保存されています)です。

サイト探検~Part 1 玉石混交2ちゃんねる [テクノポップ] All About

保存されているはずのリンク先は現在は消えている

そのあと2008年にちょっと話題になったがやはりリンク先は消えているのである

いろいろ検索してみたけど、内容の一部を残念ながら当時のスレッドの形で見ることはできなかった。20余年が過ぎて、日本霊異記なみの散逸ぶりなのだ。

web pageとはかくのごとくうつろい易いものである。

マーティ・フリードマンさんがまじめにモー娘。をほめている記事を読むことができた

matukai.hatenadiary.org

 

www.amazon.co.jp

 

 

忘れられたブログに投稿する

前回の更新が2008年9月13日なので12年ぶりの更新である。

この12年で随分いろいろなことがあった。

 

このブログのことはすっかり忘れていた

思い出したのはevernoteの整理をはじめたからだ

もっとも古いnoteに、このブログのURLが残っていてクリックしてみた。

こんなブログをつけていたなんて、正直、驚いている。

はてなブックマークは便利に使っていたのだが、似たような別のIDを取得しなおして、こちらのほうはすっかり忘れてしまっていた。

 

evernoteの整理を始めたところだ

12年間evernoteを使っていた。

一番多い時には20000を超えるnoteを作っていた

こうなるとただでさえ遅くなりうまく動作しなくなったので

5年位前? 一旦自分の作ったデータ以外

webクリップを8000ほど外部ファイルとしてダウンロードした

その後また増えて、現在18105くらいだ

 

さよならevernote

なぜevernoteを整理することにしたのか。

2020年10月に大きくversionが変更となり、これまでPC版およびiphone版の

evernote上で行っていた、いくつかの、私にとってとても重要なことが快適にできなくなったからだ。

わたしはネット上ではネガティブなことを書かないと決めているので

詳しくは書かないが

リンク先に書かれていることには100%同意する

creative89.com

www.ex-it-blog.com

 

というわけで、もとのevernoteを消去し、evernote legacyをインストールして、noteをすべてダウンロードし、作成日順に並び替えたところで、昔のブログを見つけ出すことができた。

evernoteに別れを告げようとして、このブログを思い出した。というわけだ。

やはり記録しておくこと、そして記録を見直すこと、は本当に大事だ。

 

 

 

evernoteでwebをクリップ

インターネット上の情報をその場の思いつきと一緒にメモしたり、あとで見返してblog書いたりしたい。

紙copiあとで読む

webの保管には、以前から紙(kami)をつかっていた。
紙(kami)は非常に良くできたソフトで、紙copi*になっても使っていた。とにかく簡単に(今の設定だと画面の右端にドラッグするだけで)ローカルにファイルを保存できる。最後にURLを追加してくれるのもわかりやすいし、強力なweb編集機能もついているからクリップしたファイルに自由にコメントできたりして便利。

というわけでローカルにどんどんweb pageがたまっていくのだけれど、見返すことがあまりなく、いつしか使う頻度も少なくなってきていた。基本的に一画面で表示されるからだと思う。

最近はもっぱらあとで読むからページを丸ごとgmailに転送する方法をとっている。このサービスも本当に良くできている。皆がどのページをclipしたか集計した「あとで新聞」はとても楽しい。

あとで見返したり再利用したりする場合は、gmailで検索する。ただしgmailを使えるときはオリジナルのページに行った方が早いので、実際は、まず殆どコピーしっぱなしで見返すことはないのだった。またテキストデータは丸ごと保存できるが画像などはリンクなのでもとのURLがなくなれば表示されなくなる。

*久しぶりに紙copiのページに行ったら、いろいろ進化していそうで、使い勝手を確認してみようと思う。

web pageをHDにため込む意味はあるのだろうか?

pageの一部分や画像や保存したいときは紙copiを、web page全体をとっておきたいときはあとで読むを使ってきた。ただし、パソコンを開いている殆どの時間オンラインなので、もう一度読みたくなったら新たに検索するから、ただ保存することにあまり意味がない。たしかにweb上の情報は移ろいやすく、一期一会かもしれない情報を手元においておきたいと思うのだけど、404not foundになることは殆どないし、第一見返す時間なんてほとんどないのだ。

ため込むから利用するへ

 結局やりたいことはweb上の情報を切ったりはったりまとめて読み返したり考えたりブログに書いたり、そういうことなのだ。そう、ユビキタスキャプチャー。本を読んだときと同じようにmolskineに手書きで書き写したり感想を書いたりしていた。折角のデジタルなんだから、もう少しデジタルっぽくやりたいってことで、google notebookを使ってみたけど、オフラインでつかえない(ブラウジングだけよいけど書いたり切ったりはったりだと、web上だと見通しが悪くてちょっとつらい、ことが多い)ことと、sleipnirではよいaddonがなくてつかいにくいことで30くらいメモしたところでやめてしまっていた。
オンラインサービスとしてのevernoteの存在は以前から知ってはいたが、スタンドアロン版もあることに遅ればせながら気がついたのでインストールした。

使いはじめて一週間で、228のメモが出来てる。このブログの下書きもある。プラットフォームを選ばないしweb上でもsyncする。保存するのはweb pageだけじゃなくて、メモ、画像、pdf、mp3、url、なんでもクリップできるし、ブログの下書きも出来る。ファイルの登録はフォルダーまとめて出来るし、フォルダーを指定しておけばそのフォルダー内の新しいファイルは自動的にクリップしてくれる。メールから投稿も可能。tagは使えるし本体の検索機能も早いしgoogle desktopからも検索できる。3ヶ月ぶりにblog書きたくなったくらい便利。


evernote
脳をバックアップしてくれるツール『EverNote』

how to use evernote

思いつきのメモ

doing list

以前のメモを登録

web上のデータクリップ

blogの下書き

タスク管理

pdfファイル
tagつき、メモ付きで保存。検索

next step

あとで読むからevernoteへ直接転送する方法

ipodに転送する方法

solved

windowsでは日本語入力がちょっとおかしい:フォントを変更することで解決

EdMaxからThunderbirdへの移行

 メインで使っているメールサーバーが設定をかえたみたいで4月以降やたらと迷惑メールが届くようになったのと、GmailIMAPで使ってみたくて長年お世話になったEdMaxからThunderbirdへ乗り換えすることとしました。
Thunderbirdにはいくつかのメーラーからは自動的に設定、メールデータ、アドレスデータの移行が出来るとのことですが、EdMaxからの移行はサポートされておらず、手作業で行ったのでその記録を残します。

主に以下を参考にしました。

メーラーMozilla Thunderbirdに にょろぷにらん
http://mag.matrix.jp/mag/queen/log/soft/eid240.html


EdMaxからThunderbirdへの移行 BugbarR's Wiki 
http://www.bugbearr.jp/?EdMax%E3%81%8B%E3%82%89Thunderbird%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%A7%BB%E8%A1%8C

メールデータの移行

EdMaxからThunderbirdへのメールデータの移行は
「フォルダごとにエクスポートしたファイルをそのままthunderbirdのデータホルダにコピーする」
と、非常にシンプルにできることが判明。

エクスポートは
フォルダーのメールを全選択し
ファイル>エクスポートで
形式を「再構成して保存」区切りを「UNIX MBOX」として保存
拡張子は付けないでOKです。

変換したファイルを、thunderbirdを起動させない状態で、そのままthunderbirdのデーターホルダ
Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Thunderbird\Profiles\英数字\Mail\Local Folders
にコピーすると移行されます(最初開くときだけ少し待たされます)

ということで、簡単なんですが、2つの問題がありました。

問題点その1 ホルダー名に#が含まれていると移行できない

いろいろやっているとうまく読み込んでくれないことがあって、理由がわからず。いろいろと試行錯誤する内にフォルダー名(mbxファイル名)に#が含まれているとThunderbird上にフォルダーとして表示されるけど、うまく開けないことがわかりました。
Thunderbird上で#を含むフォルダー名を作ったり後から足したりは出来るのですが、なぜそうなるのかは不明です。
(このことを書いておきたくてこのエントリーを作りました)

問題点その2 エクスポートの容量制限

デフォルトのエクスポートだと一回に処理できる容量は40Mぐらいまで。
やたらと重い添付ファイルが送られてくる今の使用環境ではフォルダーの途中でエクスポートが中断してしまう。
添付ファイルを含めない、ということも考えたがメール移行の意義が随分失われてしまいます。
小分けにして変換していたがやたらと時間がかかり、半ばあきらめつつありましたが、「EdMaxデータエクスポートプラグイン」を使うと解決することを発見しました。

『Life with music: EdMaxメールデータエクスポートプラグイン
http://kiw.paslog.jp/article/3113.html

早速ダウンロードしに行ったのだけど、上のりんくは切れていてググった情報で、Ver 0.07を入手。バイナリーエディタをはじめて使いました。

Version 0.06はこちらから入手可能だたけど、なぜかクラッシュしてしまう。

NKF32というdllファイルもあわせて必要でこちらから入手。
ver2.03aが必要で、新しいバージョン(2.04)ではうまくいきません。
このLZHファイルがどういうわけか普段使っている解凍ソフトで開くことが出来ず、久しぶりにLhasaをダウンロードして使いました。

エクスポートしたいフォルダを選んで右クリック>エクスポートで変換可能となります。

というわけでここまで5つのプログラムを駆使して無事にストレスレスの移行が実現。ただし「サブホルダーを対象」を選択しても、うまくサブホルダーまでは変換してくれないので手作業で変換しています。

:
今回使ったプラグインは現在ダウンロードできず、2chの情報を元になんとか探し出しましたが、随分時間を使ってしまいました。
エキスポート時の容量制限は、EdMax出来れば公式に対応していただければいいなと思います。

アドレスの移行

アドレスの移行は、Address Exportを使うとよいとのこと。
アドレス帳は未整理でまともに使っていなかったので
設定>アドレス帳>ファイル>エクスポート
から普通にcsvファイルに書き出してthunderbirdに読ませました。

IMAPはすごい!!

Thunderbirdの使い勝手については項を改めたいと思います。公式サイトや以下のリンクを参考にいろいろためしています。

Thunderbird まとめサイト
http://thunderbird.geckodev.org/index.php

Lifehacker:Thunderbirdを究極のGmail IMAPクライアントにする
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0805/14/news112.html

Geek to Live: Eight killer Thunderbird extensions
http://lifehacker.com/software/thunderbird/geek-to-live--eight-killer-thunderbird-extensions-234350.php

アクセスを得るブログの書き方

4月14日から5月25日までこのブログを書かずにいた。これから過去の日付にさかのぼって書いてしまうかもしれないので、念のため記載しておく。
ちなみにこのブログを始めたのは2008年の1月8日で、それ以前の記事は後から書いたか、別の場所からコピーした。適当な日付で書くのは良いが、いつ書いたか忘れてしまっている。自分にだまされる記憶力のなさがどうしようもない。
久しぶりなのでブログの書き方を忘れてかけていたところに丁度タイムリーなのでとりあげる。

ブログに関する調査。7割以上のブログは1日の平均アクセス数が50以下、週に1回以上更新を行なうブログは6割以上。
2008年5月15日から5月18日有効回答 2,087件が得られたアンケート調査

http://www.imi.ne.jp/blogs/research/2008/05/080521blog.html

ブログの1日の平均アクセス数で500を超えるものは、2.3%、1000以上が1.2%、

更新が滞っていたこの間も見に来ていただいた方はわりといらして、週一回程度書いていたときと比較してそれほど変わっていない。
このブログは今のところスターやブックマークが殆どなくて、はてな的には存在していないのと同じなんだけども、グーグル経由で来る人は割といる。ブログへのアクセスを得るためには、要は、誰かが検索したくなる言葉(=テーマ)について、検索したときに1ページ目に表示されるような内容と量を書く、ということが重要だということがわかった。さらに表題には何がテーマかをロボットが拾いやすいように明示すること。
誰もが検索する旬な言葉だとそれについて言及するサイトが沢山あるから、今更書いても埋もれてしまう。沢山ヒットするということは、そのテーマについてはすでに良いブログやサイトがあるということだ。良いブログを見つけたら、トラバして書いてもいいけど、誰かが書いていることはあえて書く必要がない、他のことを書いた方が時間を有効に利用できると思う。旬なネタについて書いたり、アクセスのたくさんあるブログにトラバしたりするとアクセスが伸びるんだと思うけど、気軽に書くのは他の場所でやれるし、どちらかといえば耐用年数の長いエントリーとなるように気を配る方がよいだろう、というのがこのブログでの考え方。

ブログを書く理由はせかいせいふく

自分の日記、備忘録として 54.6%
発信する情報を通して、他人の役に立ちたいため 17.2%
自分の考えや感じたことを発信したいため 40.4%
ネット上でのコミュニケーションのため 25.3%
数多くの人に影響を与えたいため 6.0%
家族・友人・知人への近況報告のため 14.0%
収入を得るため 20.6%
気分転換・ストレス解消 33.6%
ブログ自体が流行っているため 8.1%
ブログを書くこと自体が仕事であるため 1.7%
その他 3.1%
http://www.imi.ne.jp/blogs/research/2008/05/080521blog.html

他に選択肢はないですかね。「楽しいから」「ひまつぶし」「よったいきおい」「せかいせいふく」「僕はここにたっている」から「街ですれちがっただけでわかるようになるよ」うに、ブログを書く根拠というか理由というかモチベーションは楽しさ創造から、というか。
ブログをはじめてその効用を一番感じるのは、やはり思考過程の備忘としての側面で、本を読んで考えたことを書くというのは、読んだ本の10冊に1冊も紹介していないのだけど、読みっぱなしにするよりよいと感じている。あとはやはりdisciplineとしての側面。リアルで「今レベルどのくらい?」とか、よく言われるので、そういう意味ではコミュニケーションにも役立っている。

更新しなくてもおもしろければいい

興味深いのは更新頻度とアクセス数の関係です。
更新頻度は週2位はキープした方がアクセス数はあがりそうですね。もちろんコンテンツありきだとは思いますが。

http://blog.caraldo.net/2008/05/post_36.php

さて1ヶ月半ほど更新をさぼっていたのはもちろん物理的に時間が(時間は物理的なのか?)とれなかったことが第一の理由だけど、毎日更新どころか、月に1,2回程度の更新しかしていなくても、非常におもしろいブログを沢山見つけたことも大きいと思う。今回のアンケートによれば500以上PV群で63.3%がほぼ毎日、85.7%が週2回以上更新しているとのことなのだが、読み手としての感覚とはちょっと隔たりがある。書き手の側から考えると、この結果はアクセス数を増やしたいと考えるのなら意識すべき厳然とした事実なんだろうとも思う。日々雑感を書き重ねるごとに沢山のアクセスがある、という人気のあるブログではないので、ある程度のまとまりのあるエントリーを書きたいと思っている。ここで問題はやはり時間がかかること。ここまで書くのに2時間30分は、ちょっと贅沢な時間の使い方といえるのだ。新幹線なら京都に着いている。